森の木で児童指導員として働き始めて、今年で4年目になりました。これまでの3年間は男子ユニットでこどもの支援に携わってきましたが、今年からは、女子ユニットのチーフをさせて頂いています。
こども一人ひとりの家庭の状況は違い、考え方も性格ももちろん違います。一般家庭の中でもこどもの養育で悩むことがあるように、施設の中でも日々、一人ひとり成長過程において様々な問題や悩みが出てきます。しかし、その度に、これはこの子が成長する為のチャンスなんだととらえ、問題に対してこどもと一緒に向き合い、丁寧に解決していくことで、こどもとの関係を築くことが出来ます。問題が解決に向かったときに見せるこどもの笑顔は、この仕事をしている上で何物にも代えられないほどの宝物であり、私にとって大きなやりがいになっています。
森の木でのこどもの支援は決して楽な仕事ではありません。しかし、同じユニットの職員や専門職員や上司に悩みや相談を気兼ねなくできる体制が整っており、大きな問題に直面していても、たくさんの職員が声をかけてくれ、支えてくれるので、安心してこどもの支援をすることが出来るのも、森の木の魅力です。
森の木で育ったこどもたちが親になった時、職員の姿を思い出して、自分のこどもを愛情いっぱいに育てられる親になってくれるように、支援を続けていきたいと思っています。
私は、児童養護施設森の木で働き始めて2年目になります。森の木で勤め始めた時は幼児ユニットを担当していましたが、今年度6月より児童養護施設 地域小規模「さくら」(男子:定員6名)で働かせて頂くことになりました。
私が児童養護施設で働いていて、一番やりがいがあると思うことは、“身近でこどもの成長を見ることが出来る”ことです。こどもと一緒に生活を共にすることは、他の仕事では経験することが出来ないことだと思います。一緒に過ごす中で、時にはこどもと衝突することもありますが、お互いに良い刺激をし合い、こどもにとって親代わりでもあり、私がこどもと年が近いこともあり、時には気持ちに共感し、一緒に悩んだりし、気持ちに寄り添っていきながら、共に成長出来る良い存在だと思っています。
また、日々の支援の仕方で悩んだ時には、先輩職員にすぐに相談して解決に努めており、私自身先輩職員の言葉にたくさん救われています。まだまだ行き届かないところばかりで迷惑をかけてしまうこともありますが、時には厳しく、時にはあたたかい目で見守ってくださっている周りの方々のおかげで、私自身も成長できる職場だと思っています。これからもこどもの気持ちに寄り添える支援を心掛けていきたいと思っています。
はじめは児童養護施設に配属され、調理員として7年を過ごし、現在は滝尾保育園で同じ調理員として働いています。
保育園での給食作りは、毎日、量も多く大変ですが、先輩方からアドバイスをもらいながら頑張っています。子ども達が笑顔で食べる姿を見たり、子ども達からの「おいしい!」という声をきくと、うれしくなります。
一方で、私生活では私も子どもを持つ母親です。仕事との両立は決して楽なことではありませんが、大分県福祉会では出産や育児のための休暇制度や、子どもが急な熱を出した時などのための看護休暇もあります。
あわせて、キャリアアップ制度もあり、自分なりの目標を持って働くことができる職場環境なので、私はこれからも、“保育園の子ども達の心と体の発達を給食で支える”という自分なりの目標に向けて努力を続けていきたいと思います。
私は保育士になって1年目です。先輩からは分からないことや悩みを優しく聞いて頂き、同期とは気持ちを共有しながら毎日たくさんの事を学びながら保育に励んでいます。子どもが一生懸命頑張る姿を側で見て、何かが出来るようになったり、少しずつ自分の思いを話してくれるようになったり「ゆりかせんせー」と笑顔で駆け寄り話してくれたりすると、疲れも忘れて嬉しい気持ちで一杯になり幸せな職業に就けたなと思います。毎日、いろんなことが起こるので、朝は「今日はどんな一日になるかな」と、とてもワクワクします。これからも子ども達と一緒に成長していきたいと思います。